トレーサビリティ~原料及び製品のトレースについて~

トレースのための製品ラベル貼付
株式会社福井で扱う海苔は、入札で買い付けたものを自社工場内でのばし、火入れ(ひいれ)、焼・切加工など一貫生産することで、高品質な製品を安定して御提供できる体制を構築しています。
たとえば、海苔について言えば、入札で仕入れた海苔は、株式会社福井に納品された段階で漁協・浜、汐回数、等級などで区分されたロットを特定番号でひも付けし、この番号によって倉庫内の移動履歴から各工程を行った日付、作業担当者などすべてパソコンで管理される体制をとっています。

トレースのための荷割表
これによって、仮にある製品で確認事項が発生した場合、製品がお客様に納品された日付や、製造ロットがわかっていれば、全ての製造履歴、株式会社福井への入荷日、原料メーカーの特定が特定できます。
逆に、特定の原料を指定することで、どの製品に加工され、どこに納品されたかについてもトレースすることが可能です。
また、製品ラベル(外箱または小包装に添付する一括表示に準じたラベル)についても、打出した日付、枚数、担当者、どこの現場のプリンターを使用したかがわかるように全ての履歴を記録しています。
以上のような仕組みにより、お客様への情報提供、自らの製品管理を充実させ、安心で安全な製品の提供を担保しています。